音楽雑誌の廃刊や月刊から季刊への移行など、最近の音楽雑誌にはあまり明るい話題がありません。しかし、インターネットの進化、普及により音楽専門の記者にとって新たな活躍の場は増えつつあります。では、これから音楽ライターになるにはどうすればよいのでしょうか。今回は、音楽ライターの仕事内容やこれから音楽ライターを目指す人がやっておくべきことについてお伝えします。
音楽ライターの仕事内容は?
音楽ライターの仕事内容は多岐にわたりますが、そのなかでも主なものは次の3つです。
- 楽曲レビュー
シングル、アルバムなどの新譜が出た際の紹介、解説などをします。
- インタビュー
アーティストにインタビューを行い、その時々の心境を記事にします。
- ライブ・イベントレポート
ライブ、フェス会場に足を運び、その模様をレポートします。
音楽ライターになる方法
音楽ライターになるために特殊な資格は必要ありません。一般的には音楽雑誌出版社や編集プロダクションへ就職し、ある程度の経験を積んだ後にフリーランスになる方も少なくありません。
しかし、最近ではインターネットの普及により、初めからフリーランスや副業として音楽ライターをやる方も増えています。SNSやブログで積極的に情報を発信していると、音楽系のWebサイトから声がかかり、寄稿していくうちにライターになっているというケースも少なくありません。
ただ、どちらの方法をとるにしても、音楽に関する勉強を怠ってはいけません。たくさんの音楽を聴き、たくさんのライブや音楽フェスで生の音楽を体感し、そこで感じたことをできるだけアウトプットしていくことが重要です。
音楽ライターになるにはまず1つの音楽ジャンルに絞って知識を持つことが重要
音楽ライターになるためには、音楽に関する知識が必須であることは間違いありません。しかし、ひと口に音楽といっても、数えきれないほどのジャンルがあり、それらすべての知識を得ることは容易ではありません。そこで、おすすめの方法は自分が好きなジャンルに絞って徹底的に勉強することです。常に最新情報を入手することはもちろん、歴史もしっかりと学び、誰にも負けない知識を得ることができれば、それだけでも必ず需要は発生します。
また、音楽は歴史をたどっていくと複数のジャンルが必ず1つに集約されていくため、1つに絞って勉強していくうちに少しずつ他のジャンルの知識も得られるようになります。これを続けていけば、いずれ複数のジャンルでも仕事ができる音楽ライターへと成長していけるでしょう。
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