ひと口にギターといっても、その種類はさまざまです。大きく分けると、アコースティックギター、エレキギター、クラシックギターの3つに分類できます。バンドをやっている方であれば、エレキギター。弾き語りやバンドでもボーカルの方であれば、アコースティックギターといったパターンが多いと思います。
しかし今回ご紹介するのは、その中間に位置する「エレクトリックアコースティックギター（エレアコ）」です。エレキギターでもあり、アコースティックギターでもあるエレアコ。一体、どんな魅力を持ったギターなのでしょう？
エレキでもアコースティックでもないエレアコとは？
エレアコは、エレキギター同様でアンプにつなぎ、音量を上下したり、エフェクターを使って音色の変化をつくったりできるギターです。見た目はアコースティックギターですが、エレキギターのようにピックアップが付いているのが大きな特徴です。
アンプにつながなければ、通常のアコースティックギターとして使えるため、自宅で練習する際、弾き語りでシンプルに歌いたいといった際にはそのままでも使えます。
エレアコにしかない独自の魅力、選び方
エレアコ最大の魅力は、大音量でありながらアコースティックギターとほぼ変わらない音色を奏でられる点にあります。一般的にはアコースティックギターに比べると、若干音が細くなるものもありますが、その細さこそがエレアコにしかない独自の魅力であるともいえるでしょう。
エレアコの選び方としては、すでにアコースティックギターを持っている方であれば、それに近いデザインのものを選択すると違和感なく弾けます。持っていない場合は、好きなデザインを重視しつつ、生音とアンプを通した音の両方を聞き、気に入った音で選ぶのがよいでしょう。
バンドでも弾き語りでも多様なアレンジを可能にするエレアコを使ってみては？
バンドでアコースティックギターを使うと、どうしてもエレキギターやベースの音に負けてしまうため、今までは使ってはいなかった方や、弾き語りで音色がワンパターンになってしまうので何か変化を付けたいと思っている方にはエレアコを使うことをおすすめします。アンプにつなげるため、エレキギターにも負けない音圧を出せるうえ、エフェクターを使って音色に変化を付けることも可能です。
もちろん、通常のアコースティックギターとしても使えますが、アンプを通すことでエレアコ独特の音色を奏でられるため、アレンジの幅も広げられます。バンドをやっている方も弾き語りをやっている方も次のギターとして、エレアコを選択肢に入れてみてはいかがでしょう。
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