ギターの値段は1万円代から数百万円するものまで幅広い金額のものがあります。安いギターであっても、高いギターであっても、雑に扱っていれば劣化してしまい、思ったような音が出せなくなってしまう場合も珍しくありません。
ギタリストにとってギターはもっとも大切にするべきものです。できるだけ長い付き合いができるよう、普段からしっかりとお手入れをしておきましょう。そこで、今回は大切なギターを少しでも良い状態に保つためのお手入れ方法についてお伝えします。
ボディのお手入れ方法
ギター本体は細かく分けるといくつものパーツに分けられますが、ここでは大きくボディと指板・弦の3つに分けて、それぞれのお手入れ方法を紹介します。まずはボディです。ギターでいうボディとは、最も面積の広い部分で、弾く時にお腹に当たる部分のことです。
このボディのお手入れ方法は、専用の洗剤やオイルをクロスにつけ拭きます。洗剤(オイル)は艶を出すもの、指紋や汚れを落とすものなどがありますが、よほど目立つ汚れがなければ洗剤を使わず乾拭き、もしくはクロスに水を含ませて優しく拭くだけでも構いません。
指板、弦のお手入れ方法
次に指板と弦のお手入れ方法を紹介します。指板は、まず弦を外す、もしくは緩めて指板用のオイルをクロスにつけ拭くだけのシンプルなお手入れ方法です。弦も同様に専用のオイルをクロスにつけ拭きます。
ただし、弦に関しては使用頻度にもよりますが、1か月に1回の頻度で交換してしまえば、毎回クロスで拭く必要はないでしょう。
日々のお手入れを怠らず最高の演奏を
ギタリストとして最高の演奏をするためには、日々の練習が必須です。しかし、練習だけをしていれば最高の演奏ができるかといえばそうではありません。最高の音を出すためには、練習後のお手入れをしっかりと行うことが重要なポイントとなります。
ギターのお手入れで一つ注意すべきは、ボディも指板も常にピカピカの状態を保っていなくてはならないわけではないことです。もちろん、埃だらけは論外ですが、長く使っていればどうしても傷がついてしまうものです。しかし、それを気にし過ぎる必要はありません。音に影響が出るほどの傷がつくまでは修理に出す必要もないでしょう。
重要なことは日々お手入れをして、長く良い音を出す状態を保つことです。そうすれば、大切なギターを少しでも長く付き合っていけるようになります。
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