エレキギターのシールドとは? 良い音を出すためのシールドの選び方

エレキギターで良い音を出すためには、弦やアンプ選びも重要ですが、つい忘れてしまいがちなのがシールドです。 今回は、エレキギターで良い演奏をするのに欠かせないシールドについて、その役割や選び方をお伝えします。

 

エレキギターに欠かせないシールドとは?

アコースティックギターは、弦を指やピックで弾くことにより、弦の振動がギターの表板、側板、裏板などに共鳴し、それがボディの中にまで伝わります。そして、ボディの中の空気も共鳴することで音が出ます。そのため、アンプにつないでいなくても大きな音を出せるのです。

 

しかし、エレキギターのボディは空洞ではありません。そのため、エレキギター単体で弾いても、共鳴が広がらず、アンプの力を借りなければ、小さな音しか出ないのです。そして、そのギターとアンプをつないでいるのがシールドです。

 

エレキギターでは、弦を弾いた際、その弦の下に設置されているピックアップが振動を電気信号に変換させます。そして、その信号がシールドを通る際に増幅され、アンプから音が出る仕組みです。

 

シールド選択のポイントは?

ギターを購入すると、シールドはセットになっているのが基本です。最初はこれで問題ありませんが、ライブをするようになったら自分の気に入ったものを購入するのをおすすめします。

 

選択のポイントは、プラグの形状、長さです。プラグはストレート型とL字型があり、ボディ前面に差込ジャックがある場合は、ストレート。側面に差込ジャックがある場合はL字型を選択すると断線しにくくなります。

 

長さは、ライブでそれほど動かなければ3mもあれば十分です。ただし、動くタイプであれば5mは必要でしょう。また、エフェクターをつなぐ場合は、3mを2本というのが一般的です。

 

価格は1,000円程度から数万円のものまでありますが、初心者であれば2,000円から高くても5,000円以内のもので十分です。

 

エレキギターの音に大きく影響を与えるシールドの選択は慎重に!

ギターの音色はシールドの種類によっても左右されます。ケーブルの素材や部品の接合技術など、ギターやアンプ、エフェクターと同様に、こだわりを持って作られています。

 

そのため、より良い音を出すためにも、シールドの選択は慎重に行うことをおすすめします。値段が高ければ良いわけではありませんが、安すぎるのも問題です。ノイズが入りやすい、断線しやすいといった可能性が高いため、今回、紹介したポイントを参考に、店員さんとも相談し、最適なシールドを選択しましょう。

 

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