ギターにはいくつかの弾き方があります。そのなかでも代表的なのは、「アルペジオ」「ソロ」そして、「コード弾き」です。特に、アコースティックギターの弾き方として「コード弾き」は、必ずマスターしたい弾き方といえるでしょう。そこで今回は、アコースティックギターを弾く際の基本ともいえる、「コード弾き」についてお伝えします。
ギターの弾き方、「アルペジオ」「ソロ」「コード弾き」とは?
・そもそもコードとは?
それぞれの弾き方を説明する前にまず、コードとは何かについて説明します。コードとは和音で構成された音色で、例えば、「ド」「ミ」「ソ」の3音を同時に弾いた音をCコードといいます。これは、ギターに限らずピアノでも同じです。アルペジオとコード弾きは、このコードを覚えないと弾けません。
では、「アルペジオ」「ソロ」「コード弾き」。それぞれどういった弾き方なのかについて簡単に紹介します。
・アルペジオ
左手でコードを抑え、右手は弦を1本ずつ弾く奏法です。基本的にはアコースティックギターで、スローもしくはミディアムテンポの曲を演奏する際に多用される弾き方です。また、歌の最中はコード弾きでまた、前奏や間奏だけアルペジオで弾く場合もあります。
・ソロ
エレキギターで前奏、間奏、後奏など歌のない箇所でメロディを弾く奏法です。アンプラグドでは、アコースティックギターでもソロを弾く場合がありますが、基本的にはエレキギターで弾かれるケースがほとんどでしょう。
・コード弾き
アルペジオと同様に、左手でコードを抑え、右手は上から下、そして下から上へジャカジャカと弾く奏法です。アルペジオと並び、アコースティックギターといえばコード弾きといってよいでしょう。
コード弾きはギターの弾き方の基本中の基本
アルペジオで弦を1本ずつ弾いたり、ソロでメロディを弾いたりするには、ある程度の技術が求められます。そのため、ギターを購入してすぐにアルペジオやソロは弾けません。
これに対し、コード弾きは簡単なコードであれば2~3日も練習すればすぐに弾けるようになります。そうした意味でもアコースティックギターを購入したら、まずはコードを覚え、コード弾きができるように練習しましょう。
アルペジオやソロを習得するには、まずコード弾きのマスターが必須
コード弾きは基本的にジャカジャカと弾くことから、アルペジオに比べ大きな音が出ます。そのため、アップテンポや派手な曲に合った弾き方です。
また、とにかくジャカジャカと弾いて音を出すのは爽快感もあり、初心者の時には一つのコードを覚えるたびに色々な音色を出せることが楽しくなる弾き方でもあります。
もちろん、少し上達してくるとコード弾きだけでは物足りなくなり、アルペジオやソロも弾きたくなるでしょう。しかし、アルペジオもソロもコード弾きをしっかりと習得しないと上手には弾けません。そのため。まずはコード弾きをマスターすることを目指していきましょう。
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