バンドで二人のギタリストがいる際のそれぞれの役割とは?

バンドを一緒にやりたい仲間が増えて、5人、6人といった編成になるケースも少なくないでしょう。その際にギタリストが2人以上いる場合、どのような役割を振り分ければよいか悩んだことはないでしょうか? 

 

そこで今回は、1つのバンドにギタリストが2人以上いる場合のそれぞれの役割について説明します。

 

バンドに2人以上のギタリストがいる場合のそれぞれの役割-1-リードギター

リードギターとは、主に曲のイントロや間奏、アウトロで主旋律やリフを弾くギタリストです。基本的には複数のギタリストがいるバンドのなかでも、目立つ役割を担います。バンドが演奏する楽曲にもよりますが、ロック系の楽曲の場合にはボーカリスト以上に目立つ存在ともいえます。

 

しかし目立つ以上、ほかのギタリストよりも高い技術が求められるのもリードギターです。そのため、リードギターを目指すのであれば、人一倍練習を行い、技術を磨く必要があるでしょう。

 

バンドに2人以上のギタリストがいる場合のそれぞれの役割-2-サイドギター

「セカンドギター」「リズムギター」などとも呼ばれるのが、サイドギターになります。バンドのなかでの役割は、コードワークを中心としたバッキングです。リードギターはメロディやフレーズを主に弾くため、その隙間を埋めたり、曲全体のリズムをキープしたりするのが、サイドギターです。

 

メロディではなく、コードを弾くだけだからといって技術が必要ないわけではありません。むしろ、サイドギターのコードワークが乱れれば、曲全体に締まりがなくなってしまう場合もあり、非常に重要な役割を担っているともいえます。

 

ギタリストの個性や性格によって最適な役割の割り振りを

バンドでギターといえば、ほとんどのかたは印象的なリフや派手なソロを弾くリードギターを思い浮かべるのではないでしょうか。しかし、サイドギターも曲に重みを出したり、軽快さを演出したりと、リードギターほど目立たないものの、重要な役割であることは間違いありません。

 

またバンドによっては、曲によってリードとサイドが入れ替わるケースもあり、必ずしもリードとサイドにはっきりと分ける必要がない場合もあります。そのため、バンドにギタリストが2人以上いる場合は、それぞれの個性や性格によって分けたり、曲によって入れ替わるようにしたりと、柔軟に決めていくとよいでしょう。それが、バンドとしての個性にもつながります。

 

ボイストレーニング・ボーカルレッスン【SEAL MUSIC SCHOOL】

・TEL:046-296-0186

・MAIL:お問い合わせ

・本厚木校:神奈川県厚木市中町1-7-24 森久保中町ビル

・町田校:東京都町田市中町1丁目18−15 クローヴビル3F