楽器を使用したリズムキープというと、ドラムやベースのようなリズム楽器を思い浮かべるのではないでしょうか。しかし、当然ながらギターでもリズムキープは欠かせません。ドラムやギターがどれだけしっかりとリズムキープしていても、ギターが走ってしまったり、もたついてしまったりすれば、演奏はバラバラになってしまうでしょう。
そこで今回は、ギタリストがリズムキープを習得するために効果的な練習方法を紹介します。
リズムキープの重要性
ギタリストはベーシストやドラマーに比べ、テクニック重視になりがちです。そのため、どうしてもリズム練習が疎かになってしまい、ライブになると一人で走ったり、もたついたりで演奏を乱してしまう可能性が高まります。
そうならないために重要なのは、ベースやドラムなどとしっかりリズムを合わせ、バンドとしての調和をつくり出すことです。
特にリードギターは、テクニックがあればかっこいい演奏になると思うかもしれません。しかし、それ以上にバンドとしてリズムキープがしっかりできているほうが難しいテクニックを披露するより、かっこよく聞こえます。
リズムキープのための練習方法
ギタリストが、リズムキープを習得するための練習方法について説明します。
リズムキープを習得するのに重要なポイントは、一定のリズムを身体で感じながら練習することです。リズムがバラバラなドラムを聞きながら、リズムキープを習得するのは非常に困難です。ギター初心者であれば、まずはメトロノームを使うのがよいでしょう。
メトロノームでの練習に慣れてきたら、次は音楽作成アプリでドラムのパターンに合わせた練習がおすすめです。8ビートや16ビートなど、一定のリズムパターンを流して同じフレーズを弾き続けることで、さまざまなリズムに合わせてリズムキープができるようになっていきます。
さまざまなリズムに合わせられるようになったら、次は自分の好きな曲に合わせて練習しましょう。リズム隊の音をしっかりと聞きながら練習をすれば、リズムキープはかなり上達していくはずです。
しっかりとリズムキープのできるギタリストを目指そう
リズムキープの練習は、テクニックの練習に比べどうしても地味になりがちです。決まったリズムに合わせて延々と同じフレーズを刻んでいると、途中で飽きてしまい、リズムキープの練習が疎かになってしまいます。
しかし、回数を重ねてリズムキープを練習すれば、簡単な演奏でも以前よりずっとかっこよく弾けるようになります。ぜひ、飽きることなくリズムキープ力を身に付け、ワンランク上のギタリストを目指しましょう。
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