カラオケでエコーを上手く使うためのポイントを解説

カラオケで歌うとき、自分の歌いやすいキーに変えることは珍しいことではありません。そして、もう一つ誰もが当たり前のように使っているのがエコーではないでしょうか。エコーは歌が上手く聴こえるようになる効果もありますが、使い方を間違えるとかえって下手に聴こえてしまい逆効果です。そこで今回は、カラオケでエコーを上手く使うためのポイントを解説します。

 

カラオケでエコーを使うメリットとは?

そもそもエコーとは、日本語では「響き」という意味になります。効果としては音に反響音を加えることで、やまびこのように音が遅れてかえってくることです。

 

エコーを使うと歌が上手く聴こえる理由は、音程やリズムが少しズレても反響音によってズレが目立たなくなるからです。元々歌が上手い人であれば、音程やリズムがしっかりしているため、エコーを使わなくてもズレが起きません。

 

つまり、音程やリズムに自信がない人でも、エコーを使うことで声が全体的に不明瞭になるため、ズレていないように聴こえるのです。

 

また、エコーを使うと単純に気持ち良いというのもメリットといえます。お風呂場で歌うと気持ち良いように、自分の声にエフェクト(加工)が入ることで気持ち良く聴こえるのもエコーの良さといえるでしょう。

 

カラオケで上手くエコーを使うポイント

とにかくエコーをたくさんかければ歌が上手く聴こえるかといえば、そうではありません。エコーは適度にかけると心地よく聴こえますが、かけ過ぎてしまうと音程もリズムもぼやけてしまい、何を歌っているのかもわからなくなってしまうでしょう。

 

エコーをどのぐらいかければ上手く聴こえるかというのは、カラオケルームの広さによっても異なります。

 

4~6人程度の部屋であれば、8~10程度、10人以上の部屋であれば15ぐらいに高めると丁度良いエコーのかかり具合です。

 

ただし、実際の部屋の広さに対し、人が多い場合はここから-2ぐらいにするなど調節してください。基本的には少し弱めにかけるのがおすすめです。

 

部屋の広さだけでなく、曲のジャンルやテンポ感によってもエコーの強さの適度は異なるため、自分の歌声がきれいに響く強さに調節してみてください。

 

エコーを効果的に使い気持ち良く歌を歌おう!

エコーはプロのミュージシャンでもよく使う機能の一つです。そのため、エコーを使う人は歌が下手というわけではありません。

 

もちろん、音程やリズムのズレがわかりにくくなるという効果はありますが、それ以上に歌に余韻を感じさせる効果もあるため、プロでも当たり前のように使う機能です。ですから、カラオケでエコーを使うのをためらう必要はありません。適度にエコーをかけて、気持ち良くカラオケを楽しみましょう!

 

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