一度ぐらいは、カラオケで格好よく洋楽を歌ってみたいと思ったことはないでしょうか?
また、自分の歌の幅を広げるために、洋楽にチャレンジしてみたいと思うボーカリストの方も多いと思います。ただ、日本語の歌と比べると、洋楽を上手く歌うのは簡単ではありません。
そこで今回は、洋楽を上手に歌うためのポイントをお伝えします。
洋楽を歌うのが難しい理由とは?
邦楽に比べ洋楽を歌うのが難しい最大の理由は、英語が母国語ではないからです。当たり前と思われるかもしれませんが、これがほとんどの方にとって洋楽を上手く歌えない理由といえます。
では、英語をマスターしていれば洋楽を上手く歌えるかといえば、必ずしもそうとは限りません。日本人で日本語の歌を上手く歌えない人がいるように、英語が話せても英語の歌が上手く歌えない人は多いでしょう。
英語の歌を上手く歌うには、洋楽の音程、リズムを把握し、そのうえで英語の発音をしっかりとマスターすることが重要です。
洋楽を上手く歌うためのポイント
洋楽を上手く歌うためのポイントは、次の2点です。
1.歌いたい歌の音程とリズムを何度も聞いて把握する
日本語の歌でも音程とリズムをつかんでいなければ上手くは歌えません。まずは歌いたい歌を何度も聞いて、音程とリズムをしっかりと把握しましょう。
歌いやすさという点では、スローな曲のほうがよいかもしれません。しかし、スローすぎる曲は音程やリズムを取るのが難しいため、ミディアムテンポぐらいから始めるとよいでしょう。
2.歌詞は言葉ではなく音で覚える
歌詞を覚えるために歌詞カードに書いてある歌詞をカタカナに直しても意味はありません。なぜならほとんどの場合、歌詞に書いてあるとおりには歌っていないからです。
たとえば、英語の「Get you」はそのまま読めば「ゲットユー」です。しかし実際には「Get」の「t」と「you」の「y」がつながり「ゲッチュー」となります。これをリエゾンといい、洋楽のなかにたくさん出てくるため、歌詞カードをそのまま覚えても上手くは歌えないのです。
そのため、歌詞カードは読まず、耳で聞いたとおりの音をカタカナに直して覚えたほうが、上手く歌うための近道となります。
カラオケで洋楽を上手く歌うポイントは字ではなく音で覚えること
カラオケで洋楽を格好よく歌えると、邦楽を歌うより上手く聴こえる場合もあるため、好きな曲があれば、がんばってチャレンジしてみましょう。
その際のポイントは、音程とリズム、そして歌詞を字ではなく音で覚えることです。もちろん、しっかりと英語を習得するのが最適ではありますが、その第一歩としても何度も耳で聞き、発音をマスターすることが洋楽を上手く歌うポイントといえるでしょう。
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