初めてアコースティックギターを買った多くの方は、昼夜も問わず練習して早く上手に弾けるようになりたいと思うのではないでしょうか。しかし、アンプを通さないと大きな音の出ないエレキギターとは違い、アコースティックギターは、軽く弾くだけでも大きな音が出てしまい、周囲に迷惑をかけてしまうことを気にして練習ができないと悩まれるケースも少なくありません。そこで今回は、周囲に迷惑をかけずに自宅でアコースティックギターを練習する方法を紹介します。
消音グッズを活用する
実はアコースティックギターの音を小さくするための消音グッズはさまざまな種類が揃っています。ここでは、そのなかでも多くの方が利用している消音グッズを見てみましょう。
・ティッシュやタオル
もっとも原始的かつ安価にアコースティックギターの音を小さくする方法です。使い方は、ティッシュやタオルを細長く丸め、弦とボディの間に挟みこみます。
基本的にギターは、弦が何かに触れている状態の時には音がミュートされるため、大幅に音を小さくすることが可能です。ただし、正確に音が出ているかもわかりにくくなるので、音を出さずに押さえ方の練習をしたい場合以外はおすすめできません。
・弱音器
仕組みはカポタストに近く、弦を表と裏側から挟むように取り付ける形の消音グッズです。内側がスポンジになっているため、音量を抑えられます。ただこれもティッシュやタオル同様、細かなニュアンスの練習は難しく、フォームを覚える際に使うのがおすすめです。
・消音ピック
ピックに穴が開いている形状で、これを使って弾くとアコースティックギターの音量をかなり抑えることが可能です。価格も1枚200～300円程度と安価ですが、慣れが必要で最初のうちは指や手が弦に当たり音が出てしまう場合もあります。
サイレントギターを購入する
もし資金に余裕があれば、サイレントギターの購入がおすすめです。新品で7万円代とかなり高価ですが、消音グッズのように音質と引き換えに音量を下げるといった必要がありません。また、ヘッドフォンに繋ぐこともできるので、しっかりと音を聞きながら練習することも可能です。
とにかく早く上達したい場合はスクールに通うのがおすすめ
今回、さまざまな消音グッズを紹介しました。これだけ種類があるということは、多くの方がアコースティックギターの消音に悩みつつ練習しているともいえるでしょう。
ただ、できれば大きな音で思い切り練習したほうが気持ちもよく上達も早まります。そこで、とにかく大きな音で練習できて、早く上達したい方は、スクールに通うのがおすすめです。
正しい練習方法で上達が早まるのはもちろん、周囲への迷惑を気にすることなく思い切り大きな音で練習できます。アコースティックギターの消音にお悩みの際は、ぜひ、スクールを検討されてみてはいかがでしょう。
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