ギターを弾くことが、脳の活性化につながることをご存じでしょうか。ある研究では、双子の1人が楽器を演奏する場合、演奏しないもう1人に比べ、高齢になったときに認知症になる人が64%も少ないという結果が出ています。ほかにもギターを演奏することで脳梗塞の予防になるという研究結果もあり、ギターが脳に与える影響は少なくありません。今回は、脳の活性化にギターがおすすめの理由をお伝えします。
ギターが脳活性化につながる理由とは
ギターを演奏する際、人は想像力を司る右脳と言語領域をもつ左脳の両方を同時に働かせます。その結果、脳全体に刺激が与えられ、活性化につながるのです。
また、ギター演奏で脳が活性化されれば、記憶力や判断力、理解力といった認知機能向上も期待できます。
ギター演奏が高いリハビリ効果を生み出す可能性も
ギター演奏は、脳の活性化につながるほか、リハビリや認知症予防に使われるケースもあります。ある80代の男性は脳梗塞を起こし、右手に軽い麻痺の後遺症があるなか、リハビリの一つとしてギター演奏を始めました。
ギター演奏がリハビリに効果的な理由としては、同じことを繰り返し行うことにあります。
同じ動作を繰り返し行うのは、失われた運動機能にかかわる脳の回路を修復する効果がありますが、単純に同じ動作の繰り返しでは飽きてしまいかねません。
しかし、ギター演奏であれば、ギターの上達という楽しみのために同じ動作の繰り返しを行えます。その結果、神経面のリハビリに有効だとして、ギターがリハビリに取り入れられるようになりました。
ギター演奏で楽しみながら脳を活性化させよう!
ギター演奏は、若いときからやっていないと上達しない楽器ではありません。もちろん、プロを目指すのであれば別ですが、趣味や楽しみとして始めるのであれば、いくつになってからでも十分に上達は見込めます。
特別に脳の活性化を意識する必要はありません。しかし、ある程度の年齢になり、記憶力が落ちてきた、とっさの判断力がつかなくなったなどにお悩みの際は、思い切ってギターを始めてみてもよいのではないでしょうか。
いきなりギターを始めるといっても何から始めればよいかわからない場合は、ギタースクールがおすすめです。ギター仲間もでき、楽しく上達しながら脳の活性化も期待できます。
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