ボーカルテクニックを上達させるにはさまざまな練習方法が考えられます。スクールに通うのも重要ですが、日々の練習でもちょっとした工夫を凝らすことでさらなる上達が可能です。特にボーカルは、歌だけではなくステージ上で聞く人の心を惹きつける動きにも気をつける必要があります。
本記事では、ボーカルの個人練習をする際、自分の音声を録音するだけではなく動画も撮影することが重要な理由についてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
ボーカル練習で動画撮影をするメリット-1-視覚的なフィードバックを得られる
ボーカル練習の際に動画撮影をすることで得られる主なメリットの1つ目は、視覚的なフィードバックを得られる点です。
自分が歌った音源を聞けば聴覚的なフィードバックは十分に得られます。しかし、ボーカリストにとって声はもちろん、ステージ上でのパフォーマンスも重要な要素の1つです。
自分が歌っている動画を確認することで、歌っているときの表情、姿勢、マイクの持ち方などが明確に分かります。歌っているときは気づかなくても、動画を見返したら猫背になっていたなどということもあるため、動画を撮影することは重要です。
ボーカル練習で動画撮影をするメリット-2-本番に近い環境での練習が実現する
動画撮影は、ライブが近づいた際の練習としても高い効果が期待できます。人はカメラを前にすると少なからず緊張感が生まれるため、スタジオでの個人練習でも本番を意識することが可能です。
また、NGなしの一発撮りと自分でハードルを上げることでより集中力が高まります。
一発撮りの緊張感のなかで最高のパフォーマンスを目指せば、スタジオ練習であってもより本番に近い環境での練習ができるでしょう。
動画撮影を行うことでボーカルパフォーマンス向上を実現させよう
ボーカリストは歌声だけでなく、パフォーマンスでも観客を魅了しなくてはなりません。そのため、練習の時から動きや姿勢を意識することが重要になります。
特に歌っているときの姿勢が悪いとしっかりと声も出ません。このような場合、音源だけでは改善策が出てこなくても、動画であれば一目で問題点を見つけられます。
動画撮影は、スマートフォンと三脚があれば可能です。三脚がない場合でも、スタジオであればマイクスタンドにスマートフォンを固定するだけでも撮影できます。
練習の段階から動画を撮影し、本番に近い環境で歌えばこれまで以上にボーカルパフォーマンスが向上するでしょう。
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