滑舌をよくするためのコツを解説

人前で話すのが苦手と感じる理由は、「緊張してしまう」、「話をうまくまとめられない」、「自分の声が嫌い」などさまざまです。そのなかでも多いのが「滑舌が悪いから」といった理由です。しかし、多くの場合、滑舌の悪さはちょっとしたコツをつかめば克服も可能です。

そこで本記事では、滑舌をよくするためのコツをお伝えします。滑舌が悪いため、人前で話したくないと思っている方はぜひ、参考にしてください。

 

滑舌が悪くなってしまう理由

滑舌の悪い方の多くは生まれつきではなく、何らかの理由があります。よく見られるケースとしては、猫背や常に前傾姿勢など姿勢の悪さです。姿勢が悪いと声も出づらくなるため、滑舌も悪くなりやすくなります。

 

また、緊張して滑舌が悪くなる方も少なくありません。普段は普通に話せるのに、人前に出ると緊張してしまい、早口になって滑舌が悪くなってしまいます。

 

そのほか、舌の筋力が弱いのも滑舌が悪くなる理由の一つです。常に口呼吸をしている、食べ物をうまく噛めないなどがある場合は、舌の筋力が弱まっている可能性があり、それが滑舌の悪さにもつながっています。

 

滑舌の悪さを克服するためのコツ

滑舌の悪さを克服するには、自分がなぜ、滑舌が悪いのかを知り、それに合わせた対応をすることです。ここでは、理由別の克服方法を紹介します。

 

姿勢が悪い場合の対策

ストレッチや筋肉トレーニングを行い、姿勢矯正を行います。常に前傾姿勢になる場合、スマホやパソコンの長時間の使用が原因の可能性もあるため、適宜休憩を取りながら作業をするのもおすすめです。

 

緊張してしまう場合の対策

人前に出るときは、まず深呼吸をして気持ちを落ち着かせましょう。大きく息を吸って時間をかけてゆっくりと吐き出す。これを数回繰り返すことでリラックスできるようになります。

 

また、普段よりもゆっくりと話すことを意識するのも重要です。人前で話す様子を録画し、どれだけ早口になっているかを確認すると、どれだけゆっくり話せばよいかもわかるようになります。

 

舌の筋力が弱い場合

舌の筋力を強くするには、舌を前に突き出し、大きくゆっくりと回してみましょう。朝起きたときや夜眠るときなど、1日数回実践するだけでも舌の筋力が鍛えられ、滑舌もよくなるでしょう。

 

どうしても自力で治らない場合はボイストレーニングへ通うのもおすすめ

どれだけよいことを話したとしても、滑舌が悪いせいで相手に伝わらなければ意味がありません。ただし、今回紹介したように滑舌の悪さはちょっとしたことで改善するケースもあります。まずは、自分がなぜ滑舌が悪いのかを見極め、それに合わせた対策を実践してみましょう。

 

それでも滑舌が治らない場合は、ボイストレーニングに通い、専門家に相談するのがおすすめです。SEALでは、話し方レッスンを実施しており、目的や悩みをカウンセリングしたうえで、一人ひとりに合ったカリキュラムでレッスンを受けることができます。滑舌にお悩みの方は、ぜひご相談ください。

 

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