カラオケやスタジオで歌っていて、2~3曲歌っただけですぐにガラガラ声になってしまうことはありませんか? 歌っていて喉が枯れてしまう原因はさまざまですが、正しい改善をしないといつまでも喉が枯れてしまう歌い方しかできなくなってしまいます。
そこで今回は声が枯れる原因を知り、そのうえで枯らさずに歌う方法について説明します。
なぜすぐに声が枯れてしまうのか?
歌っていてすぐに声が枯れてしまう主な理由は次の2つです。
- しっかりと喉が開いていない
歌う時に無理やり大きな声を出そうとすると、つい力んでしまい、喉が閉まった状態になってしまいます。歌う時に力んでしまうと、つい息を吐きすぎてしまい、吸うことを忘れてしまいがちになります。その結果、声帯に過度な負荷がかかり、声が枯れてしまうのです。
- 自分に合わない高さの歌を歌っている
声の高さは人それぞれであり、低音が出にくい人もいれば、高音が出にくい人もいます。喉が枯れてしまうのは、自分に合わない高さの歌を歌っているとき、特に無理やり高音を出そうとしている時です。
声を枯らさずに歌う方法
前述したように、歌を歌うときに声が枯れてしまうのは、無理やり大きな声や高い声を出している時です。では、すぐに声を枯らさずに歌うためにはどうしたら良いのでしょうか?
- 喉を開いて歌う
声を枯らさないためには、喉を開いて歌うことがポイントです。具体的には、あくびをした時をイメージしてみましょう。あくびをする時のように口を大きく開けて歌う練習を繰り返すことで、喉を開いて歌う感覚を身につけることができます。
- 正しい声の出し方を知る
高い声を無理やり出そうとするとき、高音を地声で出そうとしてはいませんか? 出ない高さの音を地声で出そうとするとどうしても喉に負担がかかり、すぐに枯れてしまいます。これを避けるには、正しい声の出し方を知ることが重要です。
ポイントは、喉ではなくおでこから声を出すイメージを掴むことです。練習をする際に、意識的におでこから声を出すように心がけましょう。
ボイトレで実現する声が枯れない歌い方
今回ご説明したように、声を枯らさずに歌うためには様々な方法をマスターする必要があります。ポイントを押さえた歌い方をすることで、何曲歌っても枯れない声を手に入れることが可能です。
しかし、これらをすべて独学で行うことは簡単ではありません。そのため、ボイストレーニングで専門家の意見を聞きながら意識的にレッスンすることをおすすめします。
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