コード進行とは?一般的なコード進行の例を紹介

ギター初心者が作曲を始める際、コード進行とは何かを理解することは重要です。コード進行は曲の基礎となる要素であり、作曲の鍵ともいえます。

 

この記事では、コード進行について簡単に説明し、作曲に役立つ情報を提供します。コードについて何となく理解しているものの、コード進行についてまだよくわかっていないといった方は、ぜひ参考にしてください。

 

コード進行とは?

コードとは、3つ以上の音が同時に鳴らされることで作られる和音です。そして、コード進行とは、複数のコードが特定の順序でつながっていくパターンのことを指します。

 

一つのコードを弾くだけでは、単に和音が鳴るだけです。

 

しかし、2つ、3つと同じもしくは異なるコードをつなげて弾くことで、曲の流れやメロディーになり、曲にリズムやドラマチックな効果を与えられます。これがコード進行です。

 

もっともポピュラーなコード進行、ダイアトニックコードとは?

日本に限らず世界中でよく使われるコード進行に「ダイアトニックコード進行」があります。

 

ダイアトニックコードとは、たとえば、Cメジャーに含まれる7つの音階(ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ)を大きくトニック、ドミナント、サブドミナントの3つに分けてつなげる進行です。

 

ちなみにCメジャーの場合、CやAm、Emがトニックとなり、ドミナントは、GもしくはG7、サブドミナントは、F、Dmになります。

 

トニックは、大本になるコードで、ドミナントは、トニックに戻そうとするコード、そしてサブドミナントは、トニックに変化を与えるコードです。

 

たとえば、CからFにいき、G、そしてCにいくとスムーズにコードが流れ、最後のCで一つの終わりを感じさせられます。

 

基本的にはトニックで始まるもしくは終わらせると一つの流れができ、聞いていても気持ちよいコード進行です。ただし、同じトニックでもEmはCのキーとなる音である「ド」が入っていないため、最後に持ってきても終わった感はでません。そのため、トニックを使いつつ、まだ続きを作りたい場合は、Emを使ってみるとよいでしょう。

 

コード進行を把握して自分の好きなパターンを見つけ出そう

自分の好きな曲を作るためには、自分の好きなコード進行のパターンを見つけることが大切です。まずは、さまざまな曲のコード進行を聴いてみて、どのようなパターンが自分の好みに合っているか確認してみましょう。

 

また、実際にギターで弾いてみて、自分が弾きやすいパターンも見つけることも重要です。何度も繰り返しさまざまなコード進行を弾き続けることで、既存のコード進行にとらわれず、自分だけのユニークなコード進行を見つけられるかもしれません。創造性を発揮し、自分の個性を反映した曲を作りましょう。

 

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