前回、ラップ上達の最初のポイントとして、ラップ特有の言葉・用語の解説をしました。それを踏まえたうえで今回は、実際に上手に歌うために欠かせない3つのポイントについてお伝えします。これから本格的にラップを習得したい、カラオケでラップの入った歌を上手に歌いたいといった方はぜひ、参考にしてください。
ラップでよく使われる言葉・用語について詳しくは、「ラップの入った歌を上手に歌う方法-1-ラップ特有の言葉・用語を理解しよう」をご覧ください。
ラップ上達に欠かせない3つのポイント-1-リリックをしっかりと覚える
ラップ上達に欠かせない3つのポイント、1つ目は、リリック(歌詞)をしっかりと覚えることです。多くの場合、ラップは早口なうえに文字数が多く、リリックを覚えていないとリリックを追いかけることだけに集中してしまい、リズムが取れません。
カラオケでもモニターのリリックを見なくても歌えるようにすることが、ラップを上達するうえで最初のポイントといえるでしょう。
ラップ上達に欠かせない3つのポイント-2-音程よりもりズムを重視する
ラップは一般的な歌のように、しっかりとしたメロディーがあるわけではありません。そのため、音程がずれるずれないはそれほど問題ではなく、リズムに乗れているかどうかが重要なポイントとなります。
体全体を使い、ビートに乗ることを意識すると、カッコよく歌えるようになるだけではなく、息継ぎもしやすくなり、早口のリリックもスムーズに乗れるようになるでしょう。
ラップ上達に欠かせない3つのポイント-3-ライムに強弱をつける
ラップはしっかりとしたメロディーがないといっても、すべて棒読みではカッコよくありません。リズムに乗り、さらに韻を踏む部分、いわゆる「ライム」の箇所で上手く強弱をつけるようにすると、メリハリが出るため全体のリズムもさらによくなります。
「早口についていけるようリリックを完璧に覚える」「音程よりもリズムを重視する」「ライム部分で強弱をつけてメリハリを出す」この3つのポイントを押さえるだけでも、ラップは各段に上達します。
そして、恥ずかしがらずに自信満々に歌うことを忘れないようにしてください。一般の歌も同じですが、恥ずかしがって歌うと聞き手にも伝わり、歌の想いは伝わらなくなります。特にラップはカッコよさが大事でもあるため、恥ずかしさを捨て、思い切りかっこつけて歌いましょう。そのためにも、最初に上げた3つのポイントを意識することが重要です。
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