前回、エレキギターを練習する際には、自宅でもアンプを使うことが重要であると解説しました。ただ、ギター初心者の方で本格的なアンプが自宅にある方は、少ないのではないでしょうか? そこで今回は、自宅でエレキギターを練習するのに、最適なアンプを選択するためのポイントを解説します。
なぜ、エレキギターの練習にはアンプが必要なのかについて詳しくは、「エレキギターは練習時もアンプが必要? エレキギター練習時におけるアンプの重要性を解説」をご覧ください。
自宅練習用ギターアンプ選択のポイント-1-ヘッドホンアンプ
自宅でアンプを使った練習で、もっとも気になるのは音量です。特に初心者の場合は、上手く演奏できない可能性が高く、どうしてもノイズが多くなってしまうため、アンプを通して音を出すのは難しいと思われるのではないでしょうか。そこでおすすめなのがヘッドホンアンプです。
ヘッドホンアンプとは、ギターのジャックに直接差し込むタイプの超小型アンプで、ヘッドホンからのみ音が出ます。小型なうえ、アンプを通した音は自分にしか聞こえません。価格も1万円以内がほとんどのため、初心者向きで、自宅はもちろん、外で練習したい場合にも最適なアンプといえるでしょう。
自宅練習用ギターアンプ選択のポイント-2-有名ブランドの小型アンプ
スピーカーからも音を出して練習したい場合におすすめなのが、有名ブランドの小型アンプです。VOXやFender、Marshallといったブランドならどれを選択しても間違いはないでしょう。
ただし、最初から多機能なアンプを選択しても、使いこなせないうえに価格も高くなってしまうため、1~2万円以内で購入できるシンプルなタイプがおすすめです。前述したブランドであれば、音色調整のつまみが少なくてもしっかりとした音が出るため、アンプを通してスピーカーからも音を聞きたいといった場合には、このタイプを選択しましょう。
より気軽にアンプを試したい場合はアプリの利用もおすすめ
とにかく、アンプを通してどういった音が出るのかを試してみたい場合は、スマートフォンアプリのアンプシミュレーターを使うのもおすすめです。
まずは、アンプシミュレーターを使い、その後、本格的に練習したくなったらヘッドホンアンプや小型ギターアンプを検討してみましょう。アンプを使いしっかりとしたギターテクニックを身につけてください。
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