ギターを始めたものの、家で大きな音を出して練習するのは難しいといったケースは多いのではないでしょうか。また、友だちとバンドを組んだので音合わせをしたいといった場合もあるでしょう。そうした際に利用するのが、レンタルスタジオです。ただ、初めてのスタジオ練習となると何を持っていけばよいのか、事前に準備しておく必要があるのかなど不安になることもあるでしょう。そこで今回は、初めてのスタジオ練習で必要なもの、準備しておくべきことを解説します。
初めてのスタジオ練習に持っていくものは?
スタジオにもよりますが、基本的に音楽用のレンタルスタジオでは、手ぶらでいってもギター練習は可能です。ギター、アンプ、シールド、マイク、電源タップ、エフェクター、ピックなど、すべて用意されています。ギターやエフェクターは時間貸しの有料、ピックも購入しなければならないケースがほとんどですが、それ以外はほぼ無料で貸してもらえるでしょう。
ただ、スタジオといえど、自分のギター、エフェクターを持っていくのが基本です。細かい音作りをしたい場合はアンプも持ち込んだほうがよいですが、初心者であればスタジオのものでも十分でしょう。
ほか、コピーバンドや個人練習でも、プロの曲を練習したい場合は楽譜を持っていくことも忘れないようにしてください。そして後から練習した音を聞くため、レコーダーも必須です。最近はスマホアプリでも高品質なレコーダーがあるのでそれでも十分です。
初めてのスタジオ練習で気をつけなくてはならないことは?
初めてのスタジオ練習で気をつけなければならない主な点は次のとおりです。
・エフェクター類の電池、電源の確認
当然ながら、エフェクターは電源がつながっていなければ意味がありません。エフェクターと電源はセットにしておく必要があります。また、電池を使う場合でも電池が切れていないかどうか事前に確認しておきましょう。
・音量のバランスを調整する
バンドで練習する時はもちろん、個人練習であってもあまり大きな音になり過ぎないように注意しなくてはなりません。
バンド練習では、ベースやボーカルの音量を聞きながら調整します。個人練習の場合も、あまり大きな音にしてしまうと難聴になるリスクがあるため、少し小さめぐらいで徐々に大きくして調整するとよいでしょう。
初めてのスタジオ練習は「楽しむ」ことを第一優先に考えよう
スタジオは、自宅とは異なりアンプを通して大きな音を出して演奏ができます。もちろん、大き過ぎるのは厳禁ですが、それでも自宅に比べれば思い切りギターを弾く楽しさを味わえるでしょう。
スタジオは、入り時間と終了時間をしっかりと守りましょう。特に終了時間は次に使う人が時間どおりに入れるよう、終了10分前には片づけを始めるのがマナーです。また、水分補給は重要ですが、アンプやミキサーにこぼしてしまうと故障してしまう場合もあるので気をつけてください。
マナーさえ守れば、後は思い切りギターを弾いて、楽しみましょう!
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