バンドボーカルになるには何が必要? ソロボーカルとの違いや練習方法を解説

これまでソロで歌っていたボーカリストが初めてバンドを組む際、何を意識すれば良いのでしょう。「演奏に合わせて歌う」点ではソロもバンドも変わりません。しかし、初めてバンドでボーカルをやる場合、いくつか意識しなければならない点があります。そこで今回は、バンドボーカルとソロボーカルの違い、バンドボーカルに必要なものについてお伝えします。

 

バンドボーカルとソロボーカルの違い

アマチュアでバンドを組んでいないボーカリストの多くは、カラオケもしくはギターやピアノを使った弾き語りで歌うケースがほとんどです。

アマチュア限定ではありますが、バンドとソロボーカルの違いは生バンドをバックに歌った経験があるかないかです。単純ではありますが実は大きな違いで、初めてバンド演奏に合わせて歌った際、多くのボーカリストは生音の大きさに驚かれます。

カラオケや弾き語りは、自分の声の大きさに合わせて音量の調節もできますが、バンドの場合はカラオケほど簡単にはいきません。そのため、バンドボーカルになるには、まずバンド演奏の音量とカラオケや弾き語りの音量の違いを知ることが重要です。

 

バンドボーカルとして上達するためのポイント

バンドボーカルとして上達するために欠かせないポイントは次のとおりです。

 

1.声量をアップさせる練習を心がける

バンドボーカルになる条件の一つに声の大きさがあります。ただし、大きな声を出せば声量が上がるわけではありません。ドラムやギターに負けまいと、大きな声を出し続ければ声が枯れ、喉を痛めてしまうだけです。基本的には水泳やジョギングなど有酸素運動を行い、肺活量を高めることを意識しましょう。

声量をアップさせる方法について、詳しくは「歌手はもちろん声優も!声量をアップさせる方法」をご覧ください。

 

2.正しい発声方法を習得する

バンドボーカルとして上達するには、正しい発声も欠かせません。基本的にボーカリストは腹式呼吸の習得が必須ですが、腹式呼吸を習得すれば、自ずと肺活量も高められます。有酸素運動と発声練習をしっかりと行い、正しい発声をマスターしましょう。

発声方法の練習について、詳しくは「さまざまなボーカルテクニックを習得するために 欠かせない発声練習方法」をご覧ください。

 

バンドボーカルとしてのテクニック習得を目指すならボイトレがおすすめ

声量アップや正しい発声のための練習は、実はソロボーカリストでも欠かせないものです。しかし、生バンドをバックに歌うには、よりしっかりとした練習が必要になります。

バンドでもギターやベース、キーボードはツマミを動かすだけで音量調節が可能です。しかし、曲にもよりますがドラムの音を抑えると全体の音が細く感じられるようになり、バンドの良さが消えてしまいます。

そのため、バンドボーカルとして正しい発声を学び、声量アップを目指しましょう。その際、独学だけではなく、ボイストレーニングを活用するとさらに高い効果が期待できます。初めてのバンドボーカルでテクニック上達を目指す際は、ぜひ、ボイストレーニングの活用を検討してみてください。

 

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