ライブ当日、ボーカリストとして喉のケアを十分してきたはずなのに朝起きたら声が出ないといった経験はありませんか? ライブ本番までの限られた時間のなかで何をすればいつも通り、もしくはそれに近い声が出るようになるのでしょう。そこで、今回はライブやレコーディング直前になって声が出なくなってしまった際にどうすればよいのか、その対応方法をお伝えします。
ライブ当日に声が出なくなった時の対処法1-薬局で相談する-
まずはマスクをして声を出さないようにすることですが、次にやるべきことは薬局に行くことです。一般的に声が出なくなった時に効果のあるものは、プロポリス系や漢方薬ですが、人によって薬の合う、合わないがあります。特に漢方薬は注意が必要ですので、必ず薬局で相談してから使うことをおすすめします。
また、ライブ当日ではなくても、声がかれやすいタイプの方は、あらかじめ、薬局でいくつかの薬を試し、自分に合うものを見つけておくと、いざという時に慌てずにすみます。
ライブ当日に声が出なくなった時の対処法2-耳鼻咽喉科で相談する-
薬を飲んでも声が出ない、少しは出るようになったがライブをやれるほどには回復していないという場合は、耳鼻咽喉科で相談します。もし、朝起きた時点でかなり厳しいという状況であれば、薬局に行くよりも直接、耳鼻咽喉科に行ったほうがよいでしょう。
声が出ない、かれている要因の多くは声帯が腫れていることです。その場合、医師の判断にもよりますが、薬を塗ってもらう、ステロイドを点滴で注入してもらうことで腫れは治まります。ただし、腫れが治まるにはそれなりの時間を要するため、焦って声を出すことは避け、おとなしく回復を待つようにしましょう。
日頃から声のケアをしたいならボイストレーニングがおすすめ
ライブが近づいている段階であれば、声を出さないようにする、食べ物に気を付けるなど、まだいくつかの対処法はあります。しかし、ライブ当日となってしまえばできることはそれほど多くはありません。今回ご紹介した方法は最終手段であり、できればそうなる前に対応しておくのがベストです。
そこで、おすすめなのがボーカルスクールでのボイストレーニング。ボーカルのプロに、声枯れしない声の出し方、日常的な喉のケア方法をしっかりと学ぶことができます。ライブ当日になって慌ててしまうことのないよう、ボイストレーニングを含め、常日頃から喉のケアを怠らないようにしましょう。
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