エレキギターを買った人の多くは、「かっこいいソロやバッキングを弾きたい」と思われるのではないでしょうか。もちろん、アンプについているつまみを調節するだけでも音に変化をつけられますが、自分の好きなギタリストと同じ音を出したい、もっとさまざまな音色をつくりたいというならエフェクターを揃える必要があります。そこで、今回はそもそもエフェクターとはどういったもので、どういった種類があるのかをお伝えします。
そもそもエフェクターとは?
効果や影響といった意味を持つ「エフェクト」。つまりエフェクターとは、ギターとアンプの間に入れることで、ギターの音色に電気的な効果を与え改変させるものです。ギタリストが演奏している際、足元に片手で持てる程度の大きさで多くのつまみやペダルがついた機械を見たことがあると思います。あれが、今回紹介するエフェクターです。
ギタリストは演奏中にそのペダルを足で操作しながらギターの音色を替えていきます。手では何もしていないのに間奏のソロになって急にそれまでと違った音になるのは、エフェクターを操作して音色を替えているからです。
エフェクターにはどういった種類があるの?
ギタリストの足元をよく見ると、10近いエフェクターを使い分けているケースも珍しくありません。それだけエフェクターにはさまざまな種類があるということですが、そのなかでも代表的なエフェクターの種類は次のとおりです。
- ・歪み系 ディストーション、ファズ、オーバードライブなど
- ・残響(空間)系 ディレイ、リバーブなど
- ・音を広げる(揺らす)系 コーラス、フランジャー、ビブラートなど
- ・フィルター(周波数帯域の調節)系 イコライザー、オートワウなど
- ・ピッチシフト(音程を変化)系 オクターバー、ワウワウなど
これらを自在に組み合わせることで、曲によってさまざまな音色の改変を行っていきます。
好きなギタリストや自分のバンドスタイルに合ったものを選択しよう
ギターを始めたばかりであれば、最初はどんなエフェクターを買えばよいか悩んでしまうでしょう。そこで、エフェクター選択のポイントは二つ。一つは自分が好きなギタリストが使っているエフェクターを買う。もう一つは自分がやっているバンドのスタイルに合ったものを買うことです。
ギター関連の雑誌を見れば、多くのギタリストが自分の使っているエフェクター紹介をしています。そうしたものを参考にしたり、楽器店で実際に音を出してみたりして、気に入ったものを選ぶとよいでしょう。
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