ボーカルが自分に合ったキーを知る方法とは?

ソロやバンドで何度もステージに立ったことがあったとしても、自分に合った最適なキーを知らないといったケースは実は少なくありません。特にカバー曲をメインに歌う方の中には、個性を意識するあまり、無理して声を出している方もいるのではないでしょうか?そこで、今回は無理なく気持ちよく歌うために知っておきたい、自分に最適なキーを見つける方法をお伝えします。

 

なぜ、自分に合ったキーを見つけられないのか?

なぜ自分に合ったキーが見つけられないのか、それは自分の本当に合ったキーを見つけようとしていないからです。

 

例えばカラオケで歌った際、原曲のキー、もしくは、キーを1つ2つ上げ下げすればうまく歌えてしまうので、あえて自分のキーを見つけようとしないといったケースが少なくないのです。

 

もちろん、遊びで歌うだけであればそれでも問題はありません。しかし、カラオケ以外でステージに立って歌うのであれば、やはり自分にとって最適なキーを知っておかないと、人に気持ちよく聞いてもらえはしないでしょう。

 

自分に合ったキーを見つける方法

カラオケでキーを上げ下げする場合、高い声が無理なく出るキー、もしくは低い声が無理なく出るキーに合わせてしまってはいないでしょうか。確かに曲のもっとも高い又は低い部分が無理なく出れば、それが自分にとって最適なキーだと思うかもしれません。

 

しかし、実際には高低だけで合わせても、それが最適なキーではない場合が多いです。本来は高低も含め、歌ってみてすべての箇所で歌いづらい箇所がないキーが自分に最適なキーと言えます。高いキーや低いキーは、ある程度練習をすれば歌うことが可能です。それよりも、歌全体で歌いづらい箇所が少ないキーを見つけることに意識を集中してみましょう。

 

自分に合ったキーを見つけて聞き手が気持ちよく聞ける歌を歌おう

実際には自分に合ったキーを見つけるのはそれほど難しくはありません。なぜなら、キーは大きく6種類しかないからです。カラオケではもっとたくさんのキーがあるのではと思われるかもしれませんが、+6と-6は同じキーです。もちろん、オクターブは異なりますが、6つの範囲のなかでキーを調整し、そのなかで最適なキーを見つけましょう。

 

もし、それでもどうしても高い声が出ない、低い声が出ないといった場合は、練習するしかありません。正しい練習方法を学ぶのであれば、ボーカルスクールで正しい発声を学ぶことが1番の近道です。聞き手が気持ちよく聞ける歌を歌えるようにしましょう。

 

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