ギターの練習を行ううえで正しいチューニングができていなければ、美しい音色を出すことはできませ。しかし、ギター初心者の場合、どうやれば正しいチューニングができるかわからない方も多いでしょう。そこで、今回はギター練習の初歩となる、チューニングの合わせ方についてお伝えします。
ギターの弦、それぞれの音階を知ろう
チューニングの合わせ方を覚えるには、まず正しいチューニングをした場合、6本の弦を解放で弾くとそれぞれどの音階なのかを知らなければなりません。
・6弦 E(ミ)
・5弦 A(ラ)
・4弦 D(レ)
・3弦 G(ソ)
・2弦 B(シ)
・1弦 E(ミ)
以上がそれぞれを開放で弾いた際の音階です。これをしっかりと覚えたうえで、正しいチューニング方法を学んでいきましょう。
正しいチューニングを行うための3つの方法
チューニング方法には、ハーモニクス、音叉、チューナー。大きく三つの方法があります。このなかから、自分に合った方法でチューニングをしていきます。
・ハーモニクス
近くにピアノやオルガンなど正しい音階を出せる楽器がある場合に便利なチューニング方法です。基本的には5弦の開放(ラ)をピアノの音に合わせてチューニングします。その後、次の音を同時に弾いて同じ音が出るように調整していきます。
・5弦開放と6弦5フレット
・5弦5フレットと4弦開放
・4弦5フレットと3弦開放
・3弦4フレットと2弦開放
・2弦5フレットと1弦開放
・音叉
音叉もしくはピッチパイプというチューニングを行うための機器を使って、音を合わせる方法です。ギター用の音叉は基本的に5弦開放と同じ(ラ)の音が出るようになっているため、これを聞きながら5弦をチューニングします。後は前述したハーモニクスと同じ方法で音を合わせていきます。
・チューナー
もっとも手軽で簡単にチューニングできる方法です。やり方も、ボタンで弦を選択し、後は音を出しながらメーターが真ん中に移動するまでペグを回していくだけです。
練習前には必ずチューニングを行う癖をつけよう
チューニングを行うタイミングは、練習を行う前が最適です。常に正しい音で練習しないと正しい音を覚えられないため、必ず練習前にチューニングをするようにしましょう。
また、練習中でもチューニングがズレてきたなと思ったら、都度、確認するようにするのがおすすめです。最近は、ヘッドにクリップで取り付けられるチューナーがありますので、それほど時間を取らずにチューニングの確認、調整が可能です。正しいチューニングでの練習が確かなテクニックの習得にもつながりますので、チューニングの正確さは常に意識するようにしましょう。
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