ギターを購入すると、ほとんどの場合、付属でケースがついてきます。ただ、付属のギターケースでは使いづらい、デザインが気に入らないなどの理由から、新しいものを購入したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ギターケースの種類やそれぞれのメリット・デメリットを見たうえで、自分に合ったギターケースの選び方をお伝えします。
ギターケースの種類・メリットとデメリット
ギターケースは、「ソフトケース」「ギグバッグ」「セミハードケース」「ハードケース」の大きく4つに分けられます。それぞれの特徴、メリット・デメリットは次のとおりです。
・ソフトケースの特徴・メリットとデメリット
ナイロン製のものが多く、4つのケースの中でもっとも軽く持ち運ぶのに最適なケースです。価格も安いものであれば、1,000円ぐらいから購入できるものもあります。
デメリットとしては、クッション性が低く衝撃に弱い点が挙げられます。移動中にどこかにぶつけてしまったり、倒してしまったりした際はギターが壊れてしまうリスクが高いです。
・ギグバッグの特徴・メリットとデメリット
見た目はソフトケースと大きな違いはありませんが、中身はウレタンや緩衝材が入っていて、軽くぶつけてしまった程度であれば、ギターに影響はありません。
ソフトケースに比べると重量はあるのがデメリットともいえますが、セミハードケースほどでもなく、もっともバランスの取れたケースといえるでしょう。
・セミハードケースの特徴・メリットとデメリット
中に樹脂製の板が入ったケースで、かなり頑丈に作られています。外観はソフトケースやギグバッグに近く、ショルダーがついているものが多いので背負って移動できます。
ただし頑丈に作られている分、ハードケースほどではありませんが重量があるのはデメリットといえるでしょう。
・ハードケースの特徴・メリットとデメリット
丈夫でギターを衝撃から守ってくれるケースです。ギターの保管、移動を安全に行いたいのであれば、ハードケースがよいでしょう。
デメリットとしては、価格が高い点と重量がある点です。ショルダーがなく手で持っての移動となるため、車がないと厳しいかもしれません。
ギターケースの選び方
外に持ち運ぶことはほとんどないものの、自宅で安全に保管しておきたい場合はハードケースがおすすめです。ただ、価格も高価なものが多いため、通常はギグバッグがよいでしょう。比較的、軽量なうえ、価格もそれほど高くなくソフトケースよりも耐久性があります。
ソフトケースを選択する場合は、できるだけ中のクッションが厚めのものを選択しましょう。また、移動が多い場合は、防水加工がされているかどうかも重要なポイントです。ケースから中に水が入ってくるとカビや故障の要因となります。ほか、ポケットも多い方が別に持つ荷物が減るので、できればポケット多めのものがよいでしょう。
用途に応じて最適なギターケースを選ぼう
ギターケースは1,000円程度のものから、数十万円もするものまで価格帯に幅があります。価格が安くてもしっかりしたものは多くあるので、初心者の方であれば1万円前後を目安で選定するとよいでしょう。
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